Keynoteの使い方ー完全解説

【6-3:ビルド削除・順番入替】


設定したビルドの削除と、ビルドの順番を入れ替える手順を学習します。
さらに、ビルドをスタートさせるタイミングも、設定することが可能です。
ビルド機能を使いこなすことで、自由にアニメーションプログラムを設定できます。

  1. 今回は、設定したビルドの削除と、ビルドの順番を入れ替える手順を学習します。
  2. まず、設定したビルドの削除方法から、解説していきます。
  3. スライド上の、ビルドの設定されたオブジェクトを、クリックして選択します。
  4. 【オブジェクト】とは、「物体」を意味する言葉で、キーノートでは、テキストや図形などの操作対象を指します。
  5. 次に、【ビルド・インスペクター】の一番下に表示されている、【詳細設定ボタン】をクリックします。
  6. すると、【インスペクタウインドウ】の横に【ビルドの順番】設定ウインドウが開きます。
  7. 上の1番から、ビルドが実行される順番が表示されています。
  8. 表示されているビルドをクリックすると、スライド上の、どのオブジェクトに設定されたビルドなのかを確認することができます。
  9. 削除したいビルドが確認できましたら、【deleteキー】を押すと、ビルドが削除されます。
  10. ビルドを削除した後で、再び元のビルドを戻すことも可能です。
  11. 【メニューバー】の【編集】から【取り消す】をクリックします。
  12. または、ショートカットキーで、【commandキー】+【Z】、で同じように直前の状態に戻ることが出来ます。
  13. 次に、ビルドの順番を入れ替える手順を解説します。
  14. 【ビルドの順番】設定ウインドウに表示されている、変更したいビルドをクリックして選択した後で、ドラッグすることで、ビルドの順番を変更することができます。
  15. 更に、画面下の、【ビルドの開始ボタン】では、ビルドをスタートするタイミングを設定できます。
  16. 【クリック時】とは、自分でクリックしたタイミングでビルドがスタートします。
  17. 【ビルド1の後で自動的に開始】、とは、前のビルドが終わった後で、自動的に次のビルドが続けてスタートする設定です。
  18. 【ビルド1で自動処理】とは、前のビルドと一緒に次のビルドも、同時にスタートさせる設定です。
  19. さらに、【ビルド1で自動処理】に、【遅れ】、の設定を追加することも可能です。
  20. 【遅れ】の設定とは、【0秒】で、同時にスタートする設定ですが、【1秒】に設定すると、1秒後に次のビルドが遅れて、スタートするという設定です。
  21. 設定したビルドの、全体の流れを確認する場合には、スライドショーを再生させます。
  22. 【ツールバー】の【再生アイコン】をクリックすると、全画面でスライドショーがスタートします。
  23. スライドショーで、実際の動きや、タイミングを確認します。
  24. 編集画面に戻るには、【Escapeキー】を押して下さい。
  25. このように、keynoteのビルド機能を使いこなすことで、自由にアニメーションプログラムを設定することが出来ます。
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【第1章:スライド関連】

1-1:新規作成スライド
1-2:サイズ変更・表示倍率
1-3:スライド追加と順番入替

【第2章:テキスト関連】

2-1:文字入力とフォント設定
2-2:ルーラとガイド線

【第3章:写真の編集関連】

3-1:写真の挿入とサイズ調整
3-2:写真の不要部分をマスク
3-3:飾り枠・鏡面反射の追加
3-4:インスタントアルファ
3-5:スマートビルド設定

【第4章:図形の作成関連】

4-1:図形の作成・サイズ調整
4-2:矢印の作成・角度調整
4-3:図形・枠線のカラー変更
4-4:重なる図形の順序変更

【第5章:表・グラフ関連】

5-1:グラフの作成
5-2:グラフの詳細設定
5-3:ビルドでグラフ表示
5-4:表の作成

【第6章:ビルド関連】

6-1:ビルド・イン表示
6-2:ビルド・アウト表示
6-3:ビルド削除・順番入替
6-4:トランジション設定

【第7章:データのやりとり】

7-1:PowerPointから読込む
7-2:PowerPointへ書き出す
7-3:PDF形式へ書き出す

【第8章:プレゼンの準備】

8-1:発表者ノートの表示
8-2:プロジェクター接続準備
8-3:プロジェクター表示設定

【第9章:iPhone・iPad関連】

9-1:KeynoteRemote接続編
9-2:KeynoteRemote設定編
9-3:iPad版Keynote注意点